前回、駅近タワマンの住民の方々について考察しましたが、その中で「資産価値」の話をしました。
もちろん全国の駅近タワマンが全て資産価値が高いとは言いませんが、主要都市の主要駅、徒歩3分以内の駅直結型マンションがなぜ高いのか?もちろん土地が高いことから売出価格が高いと言うことは大前提ですが、やはり利便性が良いからに他なりません。
いやいや、金持ちは電車に乗らないだろう!とか、駅が近いから便利だとは限らない!、郊外だってスーパーや病院や学校が近くて便利なところもある!と言われそうですが(笑)
そうなんです!便利な場所って沢山ありますよね。便利なエリアのマンションや戸建てって人気があって価格が下がり難いですよ。価格が下がらないってことは流動性が高いことでもあり、売却しようとするとすぐに売れます。もちろん、人気があれば価格を下げる必要もありませんよね。
この10年マンション価格は上がり続けていました。しかし、今後は日本も少子高齢化に入り人口減少で地方自治体にも破綻するところが増えるだろうと言われています。
同様に今は郊外の大型ショッピングモールが若い夫婦、子供連れで賑わっていますが、少子高齢化が進むと人は郊外の大型ショッピングモールから、街の商店街に戻って来るとも言われています。高齢者はミニバン乗って週末ショッピングモールとかに買い物行かないからね。まあ行ってもカッコいいけど(笑)
現在全国の街の商店街も割と賑やかなところとシャッター街になっているところとで両極端です。
あれって実は理由があるんです!
もちろん諸事情により例外もありますが、人が集まり現在も賑わっている商店街は大体が駅周辺なんです。
そう!「駅前商店街」とか「駅近商店街」と言われる奴ですね(笑)
反対に駅から離れている商店街は人が集まらず閑散としている場合が多いです。
今後少子高齢化がもっと進むと人は地方から都市部に集まって行く可能性があります。
極点社会とか人口のブラックホール化と言われる現象ですね!
それが進むと地方自治体は成り立たなくなります。
地区町村(自治体)消滅です。全国で800以上の自治体が消滅候補に挙がっていますが、地方創生、地域活性化をおこなっても国の施策にも限界があります。相当数の自治体が運営難に陥ることでしょう。
でもそれは国や県から見た視点ですが、個人に置き換えてみると今住んでいる町がどうなのか?自分の生活圏がどうなのか?と言うことになります。タワマン社長の市でも先だって都市再生特別措置法に基づき「集中型都市構想」が発表されています。
これから「都市機能誘導区域」とされるエリアは、駅から徒歩圏域500m、主要バス停から300m、中心的施設等から500mと規定されています。徒歩1分は道路距離80mとされているので駅から500mとなると6分少々で、バス停からだと300mで3分強ですね。
集中型都市構造への転換として「市街地の無秩序な拡大を抑制し、公共交通にアクセスしやすい場所に居住機能、医療、福祉等の生活サービス機能などを集積させる都市構造であり、高齢者をはじめとする住民が過度に自家用車に頼ることなく生活できる都市を目指すものです。」と書かれています。
利便性、子育て、災害リスクを踏まえこれから更なる生活サービスを提供できるように進めて行くとのことなので…
要するに今後は都市中心部、駅周辺に集中して予算を計上し、郊外や災害リスクのある地域には投資をしません。と、簡単に言うとそう言うことです。
ね!駅近タワマンが高騰しているのは必然なんです!
じゃあ恒例の行きますよw
信じるか信じないかは、あなた次第です(関)
つづく(笑)