人生について

住み慣れた土地に住み続ける選択…前編

タワマン社長は、40代後半に今住んでいる都市中心部に引っ越してきました。

それまで住んでいたのは結構な田舎の風景が残る場所と住宅地が共存したような町でした!

スーパーや病院やコンビニ、すし屋、焼肉、ハンバーガーなどチェーン店も近所にあるので、何も不自由することはありませんし、30年以上住んでいたので人との付き合いもそれなりにありました!

もちろん土地に愛着もあるし親も同居していましたから、一時期はそこに住むことが当たり前のように感じていましたね。

3年ほど前のことですが、ある仲の良い知り合いの70代の男性が、何を思ったか新築戸建てを建てると言われました!

それだったら、都市中心部のマンションに引っ越したらどうですか?と尋ねたところ、もう近所に土地を買っていて、某有名木造注文住宅建設会社に新築を建てるように契約しており、今そこにある家を解体している最中だと…

あぁ、もう工事が始まっているのか…

もう決まっている事なので気分を害されないように何気なく、お歳ですし利便性の良い都市中心部のマンションは考えなかったのですか?と聞いてみたところ…

それも考えたが、40年以上住み慣れた土地を離れられなかったと…

え!?何で??って思わず聞いてしまいました(汗)

土地に愛着もあるし、近所付き合いもあるから、それを捨てて街中には出れないと…

そのお方、結構都市中心部から離れた高度成長期に作られた古いタイプの住宅地に住んでおられます。

そこから中心部に出るには車が必要で、それも有料道路を通らないと結構時間も掛かります。

バスもありますが利便性が悪く、これまで全て車で移動していたので、必然的に今後も車を利用することになります…

しかも昔の住宅地なので、コンクリートの掘り込み駐車場の上に家が建っているタイプ、玄関まで16段の階段を上がる必要があります。

しかも、新築は2階建てです(汗)

場所は元の家のすぐ横の2軒隣り、元々大きな家が建っていましたが、どこかに引っ越されたので数年前そこを購入し、密かに新築を建てる計画を練っていたとのことです(汗)

正直、その場所は高度成長期に作られた住宅地の特徴で、区画整理が悪く道路が狭い上、山の斜面に面しているで段々畑のように入り混じった坂道を登って団地の奥に入って行く、初めて行くと必ず迷子になる、利便性は考慮されていない住宅地なので、周辺の家も築40年以上が殆どで空き家も多く、これからどんどん住民が減っていくと予想される状況です。

うわー!マジか…数年前にでもちょっと話を聞かせて貰っていたなら…

いや、もう土地を購入して契約も済ませているので、今更反対意見など言えませんが…

100坪の土地に大きな家をたてるので土地代、建物代、庭やその他もろもろで推定7000万円、今住んでいる家が1000万円で売れたとして計6000万円、70代半ばを過ぎてそのお金を使うのは相当な葛藤があったでしょう!

しかも地鎮祭を行う前に大病が発覚して入院され、工事を一時ストップし手術後退院してから地鎮祭を取り行い工事を再開されました!

手術は無事成功しましたが、これまでのように元気には暮らすことは難しそうです…

その上、基礎工事中に大雨で基礎が傾き、もう一度基礎を掘り返し施工し直す羽目に…

メーカー責任ですので、お金は掛かりませんが納期は数ヶ月延びます。

家を建てると決めて、着工してから色々な不運が重なっていますが、昔から家を建てたり、会社を興したり、何か大きなことをすると不運が起きやすいと言うジンクスはよく耳にします。

タワマン社長が、周りに人達によく言っている言葉がありますので、また次回にでも。

つづく…

ABOUT ME
タワマン社長
地方タワマン住みのタワマン社長です! タワマンの住みやすさ、メリット、デメリットを実際に住んでいる住民目線で、株式投資や不動産投資、車や腕時計などの趣味の話を交えて、独自・独断・独特に発信していきたいと思います(笑)