厳格に物事を推し進めることが特徴の日本企業ですが、平成に入ってくらいから不祥事が後を絶ちませんよね。
それに近年儲からなくなった大企業も多いです!
よくあるのが製品データの改ざん、某自動車メーカーや某ゴム製品会社や、不正会計の某家電メーカーなど、一体何の得があってデータを改ざんするのか?企業として役員会議を開いて「では今回不正することにしよう!」とは絶対にならない筈で…
それに不正は案外末端で起きていたりします!そう担当者レベルでね。
なぜ担当者レベルで不正を起こすのか?誰かに大金を掴まされた訳でなく、何の得にもならない不正を起こすのは、実は不真面目な社員ではなく、普段から真面目で人を騙さないような社員だったりします。
ではなぜその様な人が不正するのか?!
これは日本社会の特徴、「目先の楽さや利益で信念が揺らぐ人が多い」と言うことに他なりません。
どう言うことかと言うと、不正をして会社をクビになる、場合によっては犯罪者になる可能性よりも、目先の上司に怒られたくない、左遷されたくない気持ちが先行して、ついつい不正に手を染めてしまうパターンです!
もちろん、この社員も冷静に考えれば不正にはメリットが無いし、遥かにリスクの方が高いのは承知しています!
でもその立場に置かれ、日々のプレッシャーに負けて、善悪の判断が出来なくなっている状態になっていることで、不正に手を染めることを選ぶのです。
これは「自分の確固たる信念が薄い、困難に打ち勝つ力の弱い」日本人に比較的多いタイプであると言えます。
前回の地元の地銀の受付などが良い例ですね!
仮に一日100人お客さんがいて、でも中には1人2人変な人がいて、それに怒った上司が受付に絶対に変な奴を入れるな!と激怒して指示するとします。
そう上司に指示された受付は、100人に1人2人の変な人なんて見分けが付きませんから、100人全員を疑って掛かるようになります。
ぜも全員をチェックする訳にはいきません!よく見かけるお客さんは通しても大丈夫ですから、あとは初見のお客さんを厳重にチェックすれば良いだけです!
しかも変な人は既存でなく初見のお客さんの中にいるでしょうから、初見の客さんを一人も中に入れなければ、受付が怒られることは無くなります!
でも初見の客さんの中には、富裕層や優良顧客候補がいる可能性もあります!だってそこタワマンの一階の銀行ですから、タワマン社長は自分で富裕層だとは言いませんが、他行の支店長に何人も笑い話で話しましたよ(笑)
でタワマン社長はこう説明します!
「支店長、その襟の銀行バッチを外して、ぜひ○○銀行に行って口座を作ってみて下さい!」
「きっと自分たちのおこなっている業務に自信が持てますよ!」
「地元NO.1を謳っている○○銀行が、いかに砂の城なのかが分かりますw」
「今建てている硝子の城(キラキラ本社ビル)も、実は砂の城だったってね(笑)」
って言って情報共有しています(笑)
いえいえ、受付嬢が悪いと言っている訳ではありませんよ!きっと上司思いの良い社員だと思います。
だって上司の言うことを忠実に守っていますから!
もちろん愛社精神もあるでしょう!お客さんに嫌われても会社を守る気持ちが立派です!
会社ルールを厳格に実践して、会社の利益にもさぞかし貢献していることでしょう!
ええ、会社の利益はお金だけではありません!きっとこの崇高な銀行では(笑)
例え、お客さんに嫌われて将来の利益を減らしても、会社で決めた厳格なルールで対応し門前払いにすることが将来の利益につながるのでしょう(笑)
しかし行員の皆さんハートが強い!あれだけお客に冷たい対応をするってことは、受付も相当追い込まれている証拠ですよ!それでも辞めないなんてww
タワマンしゃちょーだったら良心の呵責から、あんな対応してたら心を痛めて耐えられません(笑)
地方でNO.1と言う絶対的な地位があるから、客を小馬鹿にしてもやっていける自信があるのでしょうね!
この高慢ちきな田舎侍たちは(笑)
しかし何を根拠にこんなに自信があるんだろう?
他行では銀行の将来性に凄まじい危機感を持って日々対応、改善しているけど…
この銀行は自分たちでリスクを増やし、リターンを減らす活動をしてんじゃん(笑)
知り合いにも元取引先で喧嘩して取引辞めた人一杯いますしw
その人たち全員アンチに回ってますよ(笑)
お客さんに喧嘩を売って回るなんて、もはや不祥事起こしてるのと一緒ですねww
つづく(笑)