タワマン社長が言っている「同居プレミアム貯蓄」ってなに?と思われる方、多いと思います。だってこんな言葉ありませんから。
これタワマン社長が勝手に作った言葉です(笑)
同居プレミアム貯蓄とは、結婚して短期間でマンション、戸建てを購入する資金を貯める意思がある場合、親に相談して資金を貯めることを目的に同居をさせて貰い、最大限貯蓄に収入を回し、親にも目的をはっきり伝えて協力して貰う方法です。
お金がなかったタワマン社長はこの方法で相当お金を貯めました!人からは色々言われますが、お金がないのに格好つけていられませんからね(笑)
話を戻すと、前回、5年間の同居プレミアム貯蓄により貯めたお金の使い道の話を次回にするとお話ししましたが、マンションを買うのならその頭金に充てるのでは?と思われるかも知れません。
でも、頭金を増やして借入れを減らすか?それとも頭金を入れずフルローンで借りるか?どちらが得って考えたことありますか?
そうですね、皆さんなるべく借金は少ない方が良いよ!月々の支払いを減らさなくちゃ!って言われます。それ正しいです!でも全部頭金に入れてしまいますと手元資金が無くなりますよね。子供が生まれるとお金は沢山必要ですし、現在の超低金利状態ではあえて借入れする方が得な場合もあります。また月々の支払いは結構金利部分によって変わってきますが、皆さん案外その辺はアバウトと言うか、気にしておられませんよね!?普通に10年固定金利やフラット35などで借入されている人も多いと思います。
最新の都銀レートを見ると現在変動金利:年0.457%、固定10年で:年0.69%、フラット35の金利は:年1.30%辺りです。
凄い差ですよね!周りで聞くと10年固定が多いようにも感じますし、金利もそう高くないように思いますが、11年目から金利高くなります。10年固定の11年目から金利は店頭金利から通期割引-1.50%、変動は店頭金利から通期割引-2.0%ですので、通期割引に0.50%の差があります。
※店頭金利(ベースの金利)から通期割引を引いたものが、住宅ローン金利となります。
でもそれだけではありません、現在の都銀の店頭金利で、変動は2.475%、10年固定は3.340%です。もうお分かりですよね。もともと金利に0.865%の差があります。
そのま市場金利が変わらないとすると固定はそのまま年0.475%、10年固定は年1.84%と差は大幅に広がりますよね。
じゃあフラット35は?と言われると最初の10年間の元金の多い期間に金利が高いので、後で金利上昇したとしても変動、10年固定金利に到底追いつくことは出来ません。
でも変動金利は金利上昇が怖い!と言われるかも知れませんが、ここ10数年金利は下がれど上がってはいません。今の日本の状況下で急に金利が上がるとは考えられませんし、事実金利上昇を見込めない金融機関はどんどん人を減らしています。
よって、変動金利>10年固定金利>>>フラット35となるのは確定ですね。
まあ「変動金利一択」と言っても過言ではありません。
なのでまず借入金額を考える前に金利を理解する方が得策となります。
しかも現在まだ住宅ローン控除1.0%があります。今後見直しされるとの情報もありますが、段階的に0.5%程度に落ち着くのではと言われています。
ローン金利0.475%で控除1.0%すると0.525%分のお金が還付される計算です。
年収500万円で3,000万円の住宅ローンを変動0.475%の金利35年返済で組むと10年間で240万円ほど還付されます。その間金利の方は140万円程度なので100万円プラスになる計算です。
そうなると頭金を少なく手元資金を潤沢にし、控除期間13年を過ぎてから手元資金を繰上げ返済に回した方がお得と言えますね。
中古購入の控除0.5%でも金利0.475%だと0.025%戻ります、まあ無金利のような感じです(笑)
ちょっと話はそれましたが、次回はタワマン社長が実行した同居プレミアム貯蓄の運用方法をお話します。
つづく(笑)