これまでHONDAをはじめ他の自動車メーカーでも海外生産車を輸入した、もしくは海外生産のみに切り替えた車種がありますが、ことごとく失敗しています!
タイやインド、イギリスやハンガリーで生産された車があるのですが、商業的に成功した車はありませんね…唯一インドネシアで生産されているタウンエースが、商業者として普通に使われているくらいでしょうか!?
唯一そこそこ売れるたのは、北米専用車を日本国内で販売するパターンですが、古くはHONDAアコードクーペ、最近で言えばToyotaFJクルーザーなどですね!
両車ともアメ車の雰囲気を持った日本メーカーの艶っぽい車でしたから!
じゃあ、なぜアメリカ製の2代目NSXが売れなかったって!?
それは、2代目NSXが北米専用車で、のちにファンの要望から日本に少数輸入された訳ではなく、最初から生産効率や採算性などホンダの思惑を加味した北米生産プロダクトだったからに他なりません!
そこがスーパースポーツとして大成功した、レクサスL-FAとは根本的に違うところですね!
どんなことでも過去の歴史に遡ってみれば大体分かります…
過去失敗を繰り返してきたことが、急に成功することは殆どありません(汗)
失敗するべくして失敗した、失敗が約束されたような商品ですね(苦笑)
会社経営などはそうで、こちらの思惑・利益・損得を加味すればするほど、相手にそれが伝わり、結果敬遠されます(汗)
お店でもそうですよね!儲けに走ってコスト重視で中国産の材料や効率ばかり重視していれば、味も落ちますし、信用もされません!
最終的にお客さんに見限られます…商売ってそう言うもんですよ!!
そこをどうお客さんの心を捉えることが出来るか、良い材料に手間暇かけてギリギリのところで頑張っているお店が、人気が出てリピーターも増える訳です!
結局、売れなきゃ儲からない訳で、儲からないとコストダウンやら経費削減で、さらに魅力が無くなる負のループに入ります。
近年のHONDAの国内ラインアップ見ても、儲からないから廃止、中には1グレードしかなくユーザーに選択肢がない、北米で儲かっているから、国内市場はN-BOX売っとけば良い、的な発想が見え隠れしている気がします…
以前、HONDAの国内拠点での10人ほどの会議で、一人でも外国人がいれば、日本人全員英語で会話することが必須だと聞きました…
いや、エンジニアの本分は英会話を習得することではなく、日々技術レベルを向上して、より魅力ある先進的な商品を開発することであって、技術の習得に時間をかければ必ず結果は返って来ますが、英語習得に時間を注ぐことには、技術的に全く意味が無いと感じます!
まあ、文系の発想だとコミュニケーションが大切!ってなるんだろうけど、英語の習得には最低3,000時間必要だと言われます!
そんな時間を使って、外国人1人、日本人9人で会議するために9人が各々3,000時間を費やして、計27,000時間が消費されています!
例えばピアノの習得には、最低1,000時間掛かると言いますが、なら全員にピアノ習わせて、残り2,000時間を技術の習得に使った方が遥かに有意義ですよww
ピアノだけでなく、ギターやバイオリンやら、サックスでも良いしww、習得後は皆で会社で楽器セッションしながら、技術開発するってのはどう?(笑)
ホントそれだけ時間を掛けるのなら、もっと技術的な見聞を広めて、新しい技術開発にでも挑戦した方が、HONDAの商品力に魅力が出ると思うのだけどね…(願)
まあ、HONDAだけがそうでは無いんだろうけど、
ああ、楽天も同じようなこと言ってて今低迷してるわな…
そもそも、何で理系でエンジニア目指すのかって!?
そりゃ、コミュニケーションやら英会話やらディスカッションが苦手だから、そもそも人見知りで、バイクや車などのメカが好きで先進技術に興味があって、コツコツと新しい技術や商品を研究開発したいから、そもそも理系に進んだのよ!
それなのに全員3,000時間かけて英語を習得しろ!って、もう文系のいじめにしか聞こえません(苦笑)
大好きなHONDAには、昔のシティにモトコンポ搭載するような、V-TECで9,000回転以上回るエンジン作ったり、バイクの楕円ピストンやオールアルミのNSXなど、遊び心とアイデア満載な技術開発を望みます!
以上、独断と偏見と個人の願望にまみれた考察でした(笑)
つづく。