人生について

子供の初等教育は、受験させるか?受験回避か?正解は?②

前回、ひとつ気になることがあると言いましたが、それは知り合いの夫婦の奥さんが、以前から「叱らない子育てをしている」「3歳までは子供を叱ることはしません」と宣言していることです。

自由奔放に育てる方が先々伸びると考えているのか!?叱らない、怒らない、フレンドリーに、自由に、子供の好きなことを、と何だか「意識高い系」な匂いがしてならないのですが…

知り合いとは言え、よその家庭の教育方針に口を出すのは如何なものかと、これまで黙って見ていましたが、3歳になっても全く子供を叱ることは無く、自由奔放にさせているので、少し困ったことが起きてきました。

家に遊びに来たおり、自分が座りたいところに座っているお友達の女の子を親の目の前で突き飛ばしてどかせて、嬉しそうにそこに座ったことがあったんです!それにはタワマン社長も怒って注意をしたのですが、叱られたことが無いからなのか?本人は良く分かっていない様子…そして最後は泣いて誤魔化す始末(汗)

流石のお母さんも「〇〇ちゃん、それおかしいよ、そんなことしちゃダメよ」と優しく言い聞かせようとはしていますが、別段怒られる気配もないので、当然、子供も聞いちゃいません。

優しい言葉で言って聞く位なら、初めから「叱らない子育て」なんてものは存在しませんよww

よく「子供3人東大に行かせました」みたいな話がありますが、そう言った叱らず子供を上手く躾け、自主的に勉強させるスーパーお母さんがいて、そのお母さんからすると叱るより効果的に子供を躾ける方法があるのだから、「叱らない子育て」を実践してます。ってそう言う話なら凄いと思う!

しかし、まだ言葉の理解が出来ていない、分別の分からない子供に、如何に上手に良いこと悪いことを教えていくか、分別の付く子供に育てるか、それが子育ての永遠の課題だと思いますが、それを子供を叱らず、感情や表情にも出さず、優しい言葉だけで躾けようとしても、子供は叱られないことで、自分の行為が正しいのか?間違いなのか?理解することが出来ません!ある意味子供が不憫ですよ!

それを証拠に、以前、家にあるお菓子を食べたがったので「じゃあ食べて良いか?お母さんに聞きなさい」と聞きに行かせたところ、お母さんは「〇〇ちゃん、ダメよ♪」とニコリ笑顔で言って、帰って来た子供は、「ママが食べても良いって言ったよ!」と(苦笑)

いやいや、食べちゃダメならニコリ笑顔は無いだろう!!と思いましたが、案の定、子供はお母さんの笑顔を見て、お菓子を食べて良いと認識しています…まあそうなるわな(汗)

何度か聞きに行かせましたが、同じ返答なので、こちらも諦めて食べさせましたけどね(笑)

「叱らない子育て」って確かに先進的でカッコイイ、イケてる子育てって感じに聞こえますが、要は子供を自分の甘さから叱れない親が、その言い訳の為に利用しているだけでしょう!?

子供は一見、自由奔放に伸び伸び育っている感じもしますが、見方を変えれば、ただわがまま放題に振舞っているだけにも見えます。また最近、思い通りに出来ないと我慢出来ず泣いて駄々をこねることが多くなってるような気もしますね…、その上受験もさせず子供の自由にさせていると将来受験させようと思った時に苦労すると思うんだけど…

これまでその子は幼児教育の教室に行ってはいましたが、先生が嫌だと泣くので、子供に合わないとクラスを変えて貰い、子供が行きたくないと言って泣くので、結局その教室は辞めました。と立て続けに聞いたので、子供は「泣けば親が言うことを聞いてくれる」と理解しているようにも感じます。でもうちの子は楽しいと喜んで行ってたんだけどな~!?

ちなみにその教室は、「ほめて育てる育児」を実践されています!そりゃうちの子、行くとほめられるから喜んで行きますよね(笑)

でも、その子は、先生が合わない(親の見解)、「教室に行きたくない」と泣いて駄々をこねるのは、幼児教室の「ほめて育てる育児」が、決して「他人に迷惑を掛けても叱らない教育」では無いことが原因だと思います。要は何かをすれば「ほめる」けど、悪いことをすれば当然「叱る」のでしょう!それがその子には耐えられないと。

先進的でスマートな!?「叱らない子育て」が、自分に都合に良い解釈で「叱らない、躾けない、嫌がることはさせない子育て」になってしまい、泣けば子供の思い通りにさせて、最後は嫌がるので勉強もさせないって落ちになるのではないかと、その子の将来を案じる、今日この頃です。

でも、向こうの奥さんからすれば余計なお世話なんだろうな~(汗)

つづく。

ABOUT ME
タワマン社長
地方タワマン住みのタワマン社長です! タワマンの住みやすさ、メリット、デメリットを実際に住んでいる住民目線で、株式投資や不動産投資、車や腕時計などの趣味の話を交えて、独自・独断・独特に発信していきたいと思います(笑)