うちの母親は団塊の世代に生まれており、これまでの生き方も考え方もド直球で団塊の世代って感じです。
まず、テレビが大好き、NHKを観ていれば間違いない、新聞を読むことが当然であり、マスコミが言っていることを盲目的に信じる、日本の政治家はダメだ、日本は借金だらけで破綻寸前だ、年金制度は崩壊すると思っている、テレビショッピングが大好き、固定電話設置が常識、固定電話に掛かって来る迷惑電話にも丁寧に対応する、自分の考えはなく、テレビのニュースや新聞に書いてることが自分の意見と思い込んでおり、理論的でないため反論できず、すぐに分からない!と怒りだす、プライドが高く、高級志向、見栄が強く、本物か偽物かを見抜けない、その上、猜疑心も強く、心配性、でも自分では何も調べず、未だ昭和40~50年代頃に聞いた話を言っているww
まあ、文字通り団塊の世代まっしぐらな感じのチャーミングな母親です(笑)
タワマン社長がなぜマンションに住んでいるか分かる?って聞いてみても、「便利だからでしょう!」の一言。
まあ便利なのは間違いけど、マンションのセキュリティーの高さ、災害に対する安全性、都市中心部へ住むことの子供の教育の充実や、駅など公共交通機関、インフラの充実、病院や役場、警察、消防が近いなどの公共性の高さ、
でも一番は、戸建てでは、終始家族を守ることが出来ないので、高層マンションに住んでいるって説明しました!
そうすると「家にはホームセキュリティーが入っているから安全だ!」って言うので、
じゃあ、仮に家の庭に侵入者があって、セキュリティーが反応したとして、警備会社は何分で来る?まあ最低5分は掛かるんじゃない?その間どうするの?って質問すると…
「私はこの家が好きだから、出て行かない!」って言う答え(謎)
いや、誰もここに住むなって言ってる訳じゃなく、仮にこの家を自分が相続しても、バカ高い光熱費やセキュリティー費用、古くなって来たので当然修繕費も掛かる、マンションに住みながらこの家は維持できないよ。とも言ってみたのですが…
「じゃあ、どうすれば良いって言うの!?」って怒るから、
例えば、相続してこの家の修繕費が大幅に掛かるとなったら、その段階で判断してアパートに建て替えるとか、色々考えることがあるじゃん!
すると「ここをマンションにはしない!」「私はこの家に愛着がある!」「これからもずっと住み続ける!」ってお答え。
いや、誰もマンションにするなんて言ってないし、相続後の話なんだから、ずっと住み続けるは間違いだし…(苦笑)
そもそも1990年代後半頃に建てた家なので、そろそろ大規模修繕が必要になって来ており、屋根の洋瓦を修理したら数百万掛かるって先日言ってたじゃん!
その屋根の修繕費だけで、うちのマンションの修繕積立費の20年分じゃん…
俺が相続したら、そんなお金掛ける気ないよ!って言っても、
「私はこの家が大切なの!」の一点張り。
まあ、タワマン社長は住む土地(地元)に拘らない性格ではあるけど、母親にとっても今の家は結婚して3件目の家で、その度に引っ越ししている訳だし、ずっと住んでいる地元でも無い上、スーパー、病院、役場、どこへ行くのも自動車が必要なシチュエーション。
利便性って部分でも年寄りには向かないし、大きな郊外の街なので案外渋滞もある(汗)
もう、歳も歳だし数年後には車の運転も危うくなるだろうし、お金が無い訳では無いんだから、都市中心部のマンションへでも移って老後を暮らしたら、って話をしたのですが…
次回につづく…