不動産投資・株式投資

これからのインフレ時代を勝ち抜く生き方②「お金を働きものにする!」編

前回、現金を預金のみに頼るのは「お金の引きこもり」と同じと言いましたが、2000年から2021年までの米国と日本の家計金融資産の伸びを見てみると、1999年からの推移で日本では約1.5倍、なんと米国では約3.1倍に膨らんでいます!

要するに年々日本と米国では、個人の金融資産の差が開き続けていると言う訳ですが、なぜそこまで金融資産の差が広がったのかと言うと、内訳で見てみると日本は金融資産全体の現預金が占める割合は、約55%ほど、米国では現預金の割合は約13%と40%以上の開きがあります!

それが、債券や株式、投資信託の比率になると日本は約13%ほど、米国は約55%とキレイに逆転します!

しかも、日本の金融資産総額は2,000兆円ほどですが、米国は約113超ドル(現在のレートで1京6,000億円以上)!!

1人あたりに換算すると日本は約1,600万円、米国はなんと約5,000万円!!!

米国の個人資産は、この20年間で3倍以上に増え、日本は1.4倍にしか増えなかったのだから、差がつくのは仕方ありませんし、もちろん円安も影響しています(汗)

それに米国の個人資産は、1%の超富裕層が40%以上持っていると言われます!

しかし、日本の個人資産も2.5%の富裕層が20%以上の資産を有していると言いますから、それを加味しても日本より遥かに多いですね!

単純に補正したとして、日本が約1,300万円、米国が約2,900万円、仮に為替を20%考慮しても2,300万円、まあまあのどんぶり勘定ですが、イメージは理解できると思います(笑)

では、なぜこの20年間で日米の個人資産額に一人当たり1,000万円ほどの差が付いたかと考えると、日本人は給与所得の現金での預貯金のみで金融資産を増やし、米国人は株や債券の運用リターンで金融資産を増やしたと言うことです!

反対に日本と米国での預貯金の差は4倍以上ありますから、日本人はいかに現金を大切にし過ぎて運用をせず、米国人は現金で持たず運用してリターンを受諾しているのかが、個人金融資産額となって表れていますね!

もちろん、現金での預貯金が悪いとは決め付けませんが、働かなくても手元に収入(お金)が入る「不労収入」を悪だ!と言う人は絶対にいませんよね?(笑)

自分のお金を働かせて稼がせてる訳で、自分が働いて収入を得るのと何ら変わりませんww

お金は働かせてもご飯も不要ですし、文句も言いません、変な話、全くお金も掛かりませんよ(笑)

これまた単純な計算なのですが、毎年60万円預貯金をして20年間で1,200万円貯めたとします。これを毎年60万円4%のリターンを持って1,200万円投資したとします。

最終的に20年後には預貯金は、あくまで1,200万円ですが、投資はリターンを再投資することで、20年後には1,700万円以上の金融資産に変わります!これには株価上昇分は見込んでいませんww

20年間で20%株価が上昇すれば、さらに20%勝手に金融資産が増えるのは、子供でも分かりますよね(笑)

お金を「引きこもり」にするのも「働きもの」にするのも持ち主のさじ加減ひとつですww

そうやって米国人が、自国のインフレを上手く使って個人金融資産を増やしていることを、日本人はもう少し理解した方が良いと思います!

もちろん、投資は自己責任ですし、他人が持ってくる儲け話は100%騙し(詐欺)なので(笑)

難しいことは考えなくても良いから、ちゃんと自分でお金の勉強をして、ある程度の年齢(40歳代くらい)から20年掛けてコツコツ資産を増やすことが、一番のリスク回避になると考えます!

インフレ時代には、現金の預貯金「引きこもり」が一番のリスクだとも言えますよww

 

最後に、投資は自己責任で!!(笑)

 

つづく。

ABOUT ME
タワマン社長
地方タワマン住みのタワマン社長です! タワマンの住みやすさ、メリット、デメリットを実際に住んでいる住民目線で、株式投資や不動産投資、車や腕時計などの趣味の話を交えて、独自・独断・独特に発信していきたいと思います(笑)