最近タワマン社長も自分の子供の子育てに係るようになって、よく聞く耳触りの良いワード
「叱らない子育て」
「ほめて育てる」
がありますが、前者は、子育て中の奥さん方から聞くことが多く、後者は比較的、育児教室などの施設でも聞くことが多いです。最近は、意識高い系企業でも「部下をほめて育てる」「部下を叱らない」などと言うような、企業のマネジメントとしてどうなの?的な考えも増えていますね(笑)
「叱らない子育て」は、言葉通り子供を叱らない育児法のことで、なぜ子供が叱られるような行為を行ったのか考え、そして子供の考えに耳を傾けることが、叱らない子育ての本来の意味で、人に迷惑をかけたり、危険なことを子供にしっかり教える必要があります。
「ほめて育てる」は、その子供の長所を認識し、どんなことでも良い部分を見つけほめてあげることで、やる気が生まれ子供の能力を伸ばすことにつながる。
とのこと…
いえね、殆どの子育て中のお母さんを見ていても、子供が悪いことをしたら叱りますよ!それ怒り過ぎでは?って言うくらい叱っています(笑)
そこに「ほめて育てる」って言うニュアンスをちょっと取り入れて、叱った後に出来ることを上手くほめるのを見かけます。うちの嫁さんもそうで、子供を叱った後に上手くほめています。多分世の中に「ほめて育てる」って言う考えが浸透してなかったら、叱ったあとはそのままだった可能性もありますね。うちの嫁さんの比率で言えば、叱る8割、ほめる2割って感じでしょうか?
まあ大体どこの家庭でも聞いてみたところ、そんな感じです。
いえ、うちでは、ほめるが10割です!って家庭があったら、それヤバイですよ(笑)
極たまにですが、「叱らない子育て」を本当に実践している家庭があります。
タワマン社長の周りでも2家族あります。
ひとつの家族は、同じ幼稚園の女の子の家庭ですが、その子は学年で一番背が高く、クラスで一番ハッキリと話し、大人とも会話が出来て、学年で一番勉強が出来ます。
お母さんは、「叱らない子育て」をしながらも教育に対しては凄く真剣で、一日6時間以上勉強させる日があると言っていました。
確かにその子はとても勉強が出来て、大人とも友達とも楽しく会話し、ピアノも運動も出来るスーパー幼稚園児ですが、
お母さん曰く「叱らない子育て」は失敗かも知れません。子供が叱られたことが殆ど無いため、叱られることに耐性が無く、自分も腹が立ってどうしても怒ることがありますが、不意に怒られると突然思考が止まって、何も考えられなくなることがあり、ふさぎ込んで立ち直るまでにすごく時間が掛かることがあるらしいのです。
でも、その子はとても良い子に育っているため、私たちが見てもしっかりと子育てに取り組まれた結果であり、「叱らない子育て」も相当な高バランスで実施されたものと思います。そもそも叱られることを余りしない優しい子なので、少しずつ慣れていけば、意外と早く克服できると感じます。
奥さんは根は勝気な方なので、相当我慢して「叱らない」を実践してきたのでしょう!
とても優秀に育っているので、その努力があれば、今後は「叱る、ほめる」バランスを取った子育てもすぐに実践できるでしょう。
次回は、もうひとつの家庭の方のお話をします。
つづく…