タワマン社長は色々な人と話をすることが好きなのですが、割としっかりした会社の営業の人に多い「今日の新聞にこう書いてありましたね」「新聞でこう言う記事を読みました」と新聞の記事を自分の会話の主題に持って来る人がいます。
もちろん、その人に面と向かって新聞のネタで喋られても面白くないとは言いませんが、そこには明らかに愛想笑いをしているタワマン社長がいます(笑)
で、タワマン社長はその人に「あなたはその記事についてどう思いますか?」と問いかけますが、必ずと言っていいほど「その記事にはこう書いてありました」「その記者はこう言ってます」と返されます。
…いや、記者の憶測やなしに自分御意見は…?間違ってても良いから自分の意見聞かせてよ…と思いながら愛想笑いで「へーそうですか…」と明らかに興味のないタワマン社長がいます(笑)
そこでタワマン社長は話を広げようと新聞に書いて無いような話題の質問をしてみますが、そこも必ず自分の意見を言わず、当たり障りのない答えで切り抜けようとされます。
なぜそこまで自分の意見を言わないのか?
どこかで自分の意見を言って失敗したことにより遠慮しているのか?
それとも会社から自分の意見を言わないように教育されているのか?
どちらにしても自分の意見を言わない営業マンとはもう一度話そうとは思いません。
営業マンはお客さんにその人となりを見てられて、信頼に足る人物かどうか判断されている訳で、いかに新聞を読んでるか確認している訳ではありませんからね。
ネタが無ければ、釣りの話でも良いし、車の話でも、子供の話でも、何でも良いからこちらの出方も探りながら、自分の話をして貰いたいものです。
そうすればどんな考えを持ったどんな人物であると、こちらにも理解できますから、その後の話も商談も進みます。
でも、自分を隠したままだと、仕事の上でも隠し事の多い信頼に足らない人物だと思われ、少なくとも経営者からは敬遠されます!
経営者は何気な~い話から、その人の資質と人間性を探ってますよ(笑)
経営者は人に任せるのも仕事の一つですから、任せる人の人間性を重視します!
しかし決して生真面目な人を選んでいる訳ではありません。
仕事の能力があれば多少のことは目をつむります(笑)
儲けさせてくれる資質があるなら、多少の問題には気にしない、あばたにえくぼ、清濁併せ呑む、公私混同でも、遅刻が多くても、癖が強くても、それを個性だと捉えます!
だって、真面目が取り柄な人は、そもそもお金儲けには向きませんからね(笑)
つづく(笑)