世の中のパチンコ人口は900万人、中でもパチンコ投資家と言えるコアな人たちが250万人もいます。
俗に言うパチンコ・スロット依存症と言われる人たちです(笑)
彼らは還元率80%の投資に資金をつぎ込みます!多分、還元率の理屈は知っていると思いますし、店側の利益が自分たちの投資から生まれていることは理解できているでしょう。
パチンコ好きの間では、確率変動とか回転率とか出玉率などの比率、割合で物事を捉える会話がよく出てきます。それは常日頃から成功率を意識して数学的観点で物事を捉えるクセが付いているからだと思われます。
数学的思考(数学脳)ですね!
還元率80%とは、つぎ込んだ資金100%に対して80%が帰って来る計算であり、常に20%搾取されている状態とも言えます。
もちろんギャンブルなのでまぐれ当たりはありますが、それはビギナーズラックなどの言葉で表されるように、回数が少ないうちは当たりが出る確率も高いです。
しかし、回数を繰り返すと還元率に比例するはずです。
例えばサイコロの目を考えると振り始めは1の目が3回連続で出ることもあるでしょう。
でもサイコロを10回、100回、1000回、10000回と振って来ると1~6の目が出る確率は限りなく同じに近づきます。そう確率論ですね!
1の目だけを出し続けることは不可能です。また1~6の目を選択することも不可能です。
同じようにパチンコを勝ち続けることも出来ません、いづれ出玉率80%に平均するだけです。100万円打てば20万円無くなり、300万円打てば60万円無くなるゲームなんです。
たとえば4人でマージャンをして一人1万円づつ計4万円を勝った人が取るゲームを「ゼロサムゲーム」と言って、勝った人負けた人の金額を合わせると元の4万円になります。
収支ゼロですね!
ちなみにパチンコは一人1万円を4人が打って4万円使ったとしましょう、その場合還元率80%だと4人の勝ち負け額の合計は3万2千円となります。
全員合わせると収支がマイナスになる「マイナスサムゲーム」と言い、必ずお金が減る仕組みです。
20%は確実にお店側が取り、もちろん4人の内、0円になる人も2万円に増える人もいるかもしれません。でもその収支を合わせるとマイナス8千円となります。
要は一人の個人としてパチンコを見ると勝つ日もある負ける日もある、0円になる日もあれば10万円になる日もあるように見えますが。
それをお店全体で見るとお客さん全員で仮に1000万円打ったとして、お店は利益の200万円を抜いた800万円を皆さんに還元する訳です。
そう!皆さんでお金を1000万投入したのに、200万抜かれた800万円から自分たちのお金を取り戻そうとする訳です。こんな分の悪い話あります?!
もう地獄絵図ですよ!え?…もう少し例えを?(笑)
分かりました(笑)
仮に1000人集まった中で200人分の寿命が0になったから、残り800人分の寿命を1000人で取り合って下さい!みたいなことです。
ね?地獄絵図でしょう(笑)
それでも「俺は負けない!俺には勝利の女神が付いている!」「俺には勝てる技術がある!負けるのは素人だ!」「勝ち負けなど拘らない!それが漢の生きる道だ!」
まあ何でも良いですが、普通は自分のお金が20%無くなるのを見過ごす訳にはいきません(笑)
じゃあなぜそんな分の悪い勝負をするのか?
次回その辺りを掘り起こしてみようと思います(笑)
つづく(笑)