雑記

中小企業の事業継問題は、生涯独身率増加問題と基本は同じ!?(笑)

「企業生存率」と言う言葉がありますが、文字通り企業が存続出来る年数の平均値を出したものですが、色々なデータがあり一概に何%だと断言は出来ませんが、帝国データバンクの企業生存率で言えば、企業の10年生存率は約70%、20年生存率は約50%と30年で言えば、約40%と比較的高めに感じます。

しかし実際の印象ではもっと多くの企業が倒産ないし廃業しており、実質は10%も残っていないと感じています!

帝国データバンクに登録される企業は、そこそこの企業なので、法人成しても小さな企業は登録されませんし、そもそも個人事業主(フリーランス)の段階では法人としてカウントされないので、その時点で廃業すれば数に入りません。

タワマン社長も関連する企業で、後継者がいないので事業継承出来ないと諦めかけていた社長を説得して、これまで3社ほど事業継承するお手伝いをしました。

その内、2社は息子さんがおられるが、当初は後継者として会社に入社しておらず、他の会社に就職していましたが、何年か掛けて説得、アドバイスして、事業継承に漕ぎつけました!

あと1社は取引先で、息子さんはいるが全く事業継承させる気が無いので、タワマン社長がM&Aで子会社化したのですが、新社長を選定、交渉、就任させたくらいで経営には直接タッチはしていません!

経営アドバイス、経営状況の確認をするだけで、新社長に完全に任せていますww

あともう1社、全くの異業種の事業継承に乗り出そうと準備しています!

ここも息子さんはおられますが、事業継承は社長、息子とも考えておらず、今後タワマン社長がM&Aで子会社化しようと考えているところです(笑)

なんと!4社中、全て立派な息子さんがおられるのに、事業継承に問題を抱え、その内2社は息子さんの意思を聞いてもおらず、思い込みで会社を継ぐ気がない、奥さんが経理担当で息子に継がせたくない、など、「うちの息子、娘は結婚する気が無いから…」って半ば決め付けている気弱な親と何ら変わりありません(笑)

結局、事業継承が上手く行かないのは、自分の息子に会社を継がせられない、言い方を変えれば、息子に気を使って会社を継げと言えない、親の息子に対する意思の弱さが露呈しているだけですねww

しかも、息子が継がなくても社員に継がすことも出来ますし、外部から社長候補を連れて来ること、会社を売ることも可能です!

それを証拠に、タワマン社長は取引先が事業継承を諦めるとの話を聞いて、その後、後継者選定を行い、3ヶ月ほどで後任社長を決めてM&Aで子会社化に漕ぎつけましたから、頑張れば出来ないことはありません(笑)

子会社の先代社長は、5年ほど前から「事業継承セミナー」にも参加していたそうですが、いくら知識を付けてもそれを実行しなければ「絵に描いた餅」でしかありませんよww

むしろ、自分の会社の事業継承をセミナーに通って、他人の知識でどうにかしようと思っている時点で、まず上手く行くとは思えませんね(笑)

だって、セミナーで教えて貰った知識で事業継承していて、セミナーで教えて貰っていない問題が発生した時点でどうします!?

またセミナーを受けるか、高いお金を払って講師を個別に雇うしかありませんよね?ww

え!そんなの自分で考えれば良いじゃんって?

いえいえ、セミナーに行くような経営者は、自分が聞きかじったことを実践する際は、些細なことでもセミナー講師がどう判断するかが気になって、自己判断することは難しくなりますww

そもそも、セミナーに参加している時点で、自分で考えることを否定していますからね(笑)

後継者がいないために事業継承出来ないと言う議論は、結婚しない独身者問題と同じ論争だと感じていますww

「後継者がいないから事業継承できない」と「嫁がいないから結婚できない」ww

ね!根本は同じでしょう!?(笑)

そりゃ日本の中小企業が、事業継承に問題を抱える筈ですよ!

自分の息子にすら会社を継げと言えない、そもそも聞けない訳ですからww

自分の息子にも結婚しろ!とは言えませんよね!当然ww

日本の生涯独身率が上がるのも納得ではあります(笑)

結論としては、社長も親も、会社のこと、息子のことを、そこまで真剣に考えてないと言うことでしょうね!

でも多分、本人たちはそれなりに考えているつもりなのでしょうww

自分が嫌なことを言わなくて済むように、自分が傷付かないように、息子、娘から嫌われないように、波風立てないように頑張って…

 

「いやいや、頑張るところを間違ってますよーーー!!」

 

残念ながら会社を廃業するのも、息子を生涯独身にするのも、社長(親)の責任ですよ(笑)

つづく。

ABOUT ME
タワマン社長
地方タワマン住みのタワマン社長です! タワマンの住みやすさ、メリット、デメリットを実際に住んでいる住民目線で、株式投資や不動産投資、車や腕時計などの趣味の話を交えて、独自・独断・独特に発信していきたいと思います(笑)