タワマン購入

地震に強いタワマン…でも巷では弱いと思われてる?(笑)

タワマンに住むようになってから「地震怖いですよね?!」って言われることが増えました(笑)

それって、タワマン ⇒ 地震で凄く揺れるイメージ ⇒ 住んでて大丈夫なのかな? ⇒ 地震怖いですよね?!って図式だと思いますがw

急に言われると「え?全然大丈夫ですよ(笑)」と笑顔で返すくらいしか出来ませんww

では実際にタワーマンションが地震に弱いのかと言うと決してそのようなことは無く、そのことを少し解説してみようと思います。

建築物には耐震基準法というものがあり、1981年以降それが新耐震基準法に変わりました!
よくマンションは新耐震基準の建物に住んだ方が良いと言われるのは、新耐震基準になり建物の強度が大幅に増したことによるものです。

では単純にどれくらい違いがあるかと言うと、旧耐震基準では中地震、震度5強でも倒壊しないとなっていますが、新耐震基準では、中地震、震度5強では軽微な損傷(ヒビ程度)まで、大地震、震度6から7でも倒壊しないと言う大幅な設計基準強化となっています。

こうなると新耐震基準の建物に住むことがマストと考えられますが、少し気を付けないといけないのは、1981年6月1日から施行された法改正ですが、建築確認申請がそれ以前にされていると、1981年6月以降に建ったマンションも旧耐震基準の可能性があります。

マンションは建築確認申請以後、完成に1~2年掛かることもあるので注意が必要です!

現在2021年時点で、築38~39年辺りのマンションが新耐震基準で建てられているかどうか確認が必要な物件ですね!もちろん、耐震補強工事がされていれば全く問題ないですよ。

タワーマンションに関しては、1997年の基準法改正と都市計画法改正で容積率等が緩和され建てられた物が殆どなので、まず大丈夫です。

そもそも建築基準法は建物高さが31mを超えると急に規制が厳しくなり、高さ60mを超える超高層建物では、国土交通大臣の認定が必要で審査のレベル全く違います。大地震に対しても階高の1/100(1%)以下の変形に抑えるよう要求されます。変形の制限があることにより更に余裕が生まれ安全性につながる訳です。60m以下の建物では大地震時の変形の制限はありませんから、倒壊しなければ良いと言うレベルの構造になる可能性があります。

タワーマンションは大地震の揺れに対して耐震強度はもちろんクリアーしていますが、加えて免震構造や制振構造で揺れを制御し建物に対する損傷を防いでいるので、他の建物に比べても揺れないと言われています。熊本地震の際、免震構造のマンションでは花瓶すら倒れず関係者を驚かせたと言う逸話もあります!

それにエレベーターに対する安全基準なども厳しく、また防災センターが設置されている建物も多く、非常時のヘリコプターでの緊急救助用スペース(Rスペース)が設置されるなど、元々タワーマンションは災害に強いとも言える訳ですが、よく引き合いに出される武蔵小杉のタワマンでの停電問題は、多摩川の旧河川敷の中に建てられた建物で、地盤が低く洪水になりやすい立地であったこと、市の水門の開閉に問題があったこと等、原因が天災か人災か分からないと言うレベルの問題になっています。もちろん報道はされませんが、同エリアの他のマンションやでも同じ状況になっていますし、店舗や戸建てなどでは1階が浸水して大変な被害になっています。近年、湾岸エリアなどのタワマンも海からの塩害で修繕費がかさむ等、問題が浮き彫りになっていますが、例えどんなマンションでも立地によって善し悪しは出ますからね!

なので立地の良い資産価値の高いマンションという物が存在する訳です(笑)

それに安いってことは何かしら「訳あり」って言うしねww

つづく(笑)


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タワマン社長
地方タワマン住みのタワマン社長です! タワマンの住みやすさ、メリット、デメリットを実際に住んでいる住民目線で、株式投資や不動産投資、車や腕時計などの趣味の話を交えて、独自・独断・独特に発信していきたいと思います(笑)